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妖(あやかし)

霊力(妖力)を持ち、並の人間に見ることができない存在のこと。
幽霊とは違い実体があり、非常に長生きであるが人間と同じく怪我や病で死ぬことがある。


妖狐(ようこ)

字の通り、狐の妖のこと。
仕事がしやすいよう人間の姿に化けている者がほとんど。
人型に化けるのにも多少は霊力が必要で、少しでも消耗しないように耳と尾はそのままである。萌えの為だなんてばんなそかな…
妖狐の中でもさらに細かく身分が分けられている。
妖狐を含む細かい身分は▼ こちら


霊力(れいりょく)

妖の生命力の様なもの。昔は妖力と呼ばれていた。
呼び方の違いは、レギンスとスパッツの違いみたいなもの。霊力の方が今風でナウいらしい。
妖は霊力を消費してその身を保ち、術を繰り出す。
霊力がなくなると妖は死んでしまう。
陰の霊力が強いと女性、陽の霊力が強いと男性の妖、という傾向にある。


霊力制御の印(れいりょくせいぎょノいん)

その名の通り、霊力を制御する為の印。左近と右近のほっぺたにあるアレ。
けものへんを意味し、正規の印だと通常の1/10、反対だと1/5の霊力となる。


戒花名(かいかみょう)

妖狐が黒狐学術院を卒業し、要職(金狐・銀狐以上)に就く際に稲荷神に与えられる名。(橘・菊など)
それまでの名は幼名と同じような扱いになる。


黒狐学術院(くろこがじゅついん)

黒狐が通う学校。
呪術・武術など、妖狐の必要な学問を学ぶ。入学も卒業も大変。
通常8回生で卒業で、卒業試験の際の適正・成績でどの役職(身分)に就くか決まる。
貴族が優遇される風潮が疑問視されている。


呪術(じゅじゅつ)

妖狐の最も得意とする術。
物体を言霊と術式動作によって変化させ、幻覚を見せる技。
対象に幻覚を本物であると思い込ませ、怯んだ隙に攻撃などを繰り出す。セコい!と言うのは禁止。
上級者になると、言霊を省いて術を成功させることも可能。
更に上達すると、本物以上の幻覚を見せ、幻覚で本物以上の価値を出すことも。
じゅじゅちゅは言いにくいので、「術」とよく略される。


四国戦争(しこくせんそう)

かつて起こった、稲荷神率いる妖狐軍と九尾レジスタンス勢力との全面戦争。
九尾は完全敗北し、その後大幅に衰退した。
この戦争以降、右近が公の場に現れた為、右近が戦争を終わらせたという噂が流れている。


高田の乱(たかだノらん)

日の本の国のどこかにある、高田という地の封印が人間の手によって暴かれ、封じ込められていた非常に凶悪な九尾が大暴走したという事件。
稲荷神率いる妖狐軍は、多数の死傷者を出し、最終的に妖狐以外の軍が介入したことによって終結した。
非常に大きな事件にもかかわらず、事件に関するデータは機密とされ、上層部の一部の者しか真実を知らない。
その為、暴走した九尾はまだ生きている、九尾の落とし子がいる、実は辰孤王菩薩が酔っぱらって暴れた事件なんじゃないか、という様々な憶測が流れている。


落合(おちあい)

日の本の国のどこかにある、時親が治めている土地。
気候に恵まれ、作物が豊かに育っている。
その為、他国から狙われることが多い。